扉›読みもの›タワーの2代目は、いつ始まるか

コラム

タワーの2代目は、いつ始まるか

初代から2代目への替わり方を、3つのタワーの記録でくらべます。

通天閣を描いた絵
通天閣

2代目のタワー、と聞くと、古いほうを取り壊してから新しいほうを建てる順番を思い浮かべます。

3つのタワーの交代の記録をたどると、2代目に替わるまでの日付の並び方が、タワーごとに違います。

タワーのない13年

初代通天閣は1912年に建てられ、1943年に解体されました。現在の2代目が再建されたのは1956年です。間に13年の空白があります。

公式の記録は、地元からの復興の声、事務所の設置、出資が2代目の誕生につながったと伝えています。

新しいタワーが開いたあとで、古いタワーを解体

五稜郭タワーの初代は1964年に開業しました。新しいタワーの開業日は2006年4月1日です。旧タワーが解体されたのは、その後の2006年6月です。

新しい展望台に客を迎えた時点で、古いタワーもまだありました。五稜郭タワーは、タワーが2つ立っている時間を経て、今の1本になりました。

人を迎える前に、光がともる

江の島の初代の展望灯台は、1951年3月25日に開きました。2002年の晩秋から2003年の新春にかけては、初代と新しい灯台が並んで立ちました。江ノ電の記録によると、新しい灯台に灯がともるまで、灯台の灯を絶やさないためでした。

新しい灯台が初めて点灯したのは、2002年の大晦日から2003年の元旦にかけての点灯式です。一方、観光客を迎える営業が始まったのは、2003年4月29日です。

同じ「2代目」に、違う時間がある

3つのタワーの交代の順序
タワー交代の順序
通天閣1943年に初代を解体 → 1956年に2代目を再建
五稜郭タワー2006年4月に新タワー開業 → 同年6月に旧タワーを解体
江の島シーキャンドル2002年の晩秋に初代の横に新タワーが立つ → 年越しに新タワーが初点灯(初代は2003年の新春まで残る) → 2003年4月に観光営業を開始
出典(4件)